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香港中文大学での留学体験!学生生活、学び、そして社会動向を徹底レポート

香港中文大学サムネ
わかみや先生

みなさんこんにちは!りゅうがく万博管理人のわかみやです。
本記事では香港は香港中文大学に留学したりゅうせいさんと共に
実際の彼の留学生活を振り返ってみたいと思います。

わかみや先生

りゅうせいさん、よろしくお願いします!!

こんにちは!学習院大学国際社会科学部卒のりゅうせいです。
私は2019年から約3ヶ月間、
香港の香港中文大学というところで過ごしました。

2019年は様々な問題がありましたが、私が経験した約3ヶ月の香港への交換留学の体験記を紹介したいと思います。

この記事では香港、香港中文大学への留学を検討している皆さんへ
①ビジネスとレトロが融合された香港の紹介
②香港中文大学での勉強内容や量について

③2019年のデモ(抗議活動について)
の3つの点についてお伝えしてまいりたいと思います!

こちらの記事はインタビューした学生の経験をベースに作成されております。
全ての情報が現在も正しいとは限りませんので、詳しい情報や最新のニュースを得たい方は、
香港中文大学(The Chinese University of Hong Kong, CUHK)の公式ウェブサイトをご覧ください。

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目次

香港の魅力的なコントラスト:ビジネスとレトロの融

香港ってどんな街なのか?

香港の街並み!

香港の街並み!

アジアの世界都市である香港は、そのコンパクトながらも多面的な街並みで知られています。

都心部では、近代的なビルが立ち並び、経済のパワーを感じさせる一方で、古き良きレトロなエリアも息づいています。ビクトリア湾では、高層ビルが密集して立ち並び、観光客とオフィスワーカーで賑わう日中の風景を楽しむことができます。

香港の昔ながらの中心街

香港の昔ながらの中心街

また、夜には壮観なライトアップショーが毎晩開催され、ビルが色とりどりに変化します。

香港中文大学についても触れてみましょう。
この大学は、香港のやや田舎部に位置しており、山の中にキャンパスが広がっています。

最寄りの大学駅から電車で約40分の距離には中国の深センがあり、さらに1時間30分程度の移動でマカオも訪れることができます。香港は近隣アジア諸国とのアクセスも良いため、アジア探訪の拠点としても最適です。

香港の多様な気候体験

香港には驚くほど多様な気候が詰まっています。
日本にも四季がありますので、日本人からすると似たような感覚かもしれません。

8月下旬、私が留学のためにこの地を訪れた時、東京とは比べ物にならないほどの暑さに驚かされました。

外に出ると3分で汗が流れ、その不快指数は計り知れませんでした。

しかし、その暑さとは裏腹に、虫に遭遇することはほとんどありませんでした。

もしかしたら、虫たちも
この暑さから逃れているのかもしれませんね。

11月に入ると、やっと秋の涼しさが香港を包み、パーカーを着ることができるようになりました。
秋から冬にかけては、心地よい季節が訪れ、過ごしやすくなります。

11月ごろからは涼しい気候に!

11月ごろの香港!

香港料理のリアル:B級グルメから自炊まで

香港の料理は一筋縄ではいきません。

私は中華料理が好きだと思っていましたが、香港のバージョンは予想以上に油っこく
毎日の食事としては少し厳しいものがありました。

学食の写真

学食の写真

香港の料理は、正直口に合いませんでした。

わかみや先生

海外での食事は留学生の口に合うかわかりませんもんね。

学食も期待外れで、結局は自炊の道を選ぶことに。

近くの沙田というエリアにはショッピングモールやデパートが並び、
多種多様な食事が楽しめるものの、価格はかなり張ります。

例えば、トンカツ定食がなんと2500円!

結論的には外食の節約につながったり自炊スキルの向上が期待できます!

香港人の性格と文化について深く探る

多文化が交錯する香港は、その独自の文化と人々の性格で知られています。
香港人と一言で言っても、その背後には彼らの歴史、文化、そして日々の生活が絡み合っています。

香港人の性格とは一体どのようなものなのでしょうか。

あくまでも私の3ヶ月の中の留学瀬活で経験し、
感じたことを記載しておりますのでご理解ください!
(他意は全くないです!)

香港人の性格について話す上で切っても切れないのが中国との関係です。

少なくとも私が接した香港の友人たちは、中国本土に対してあまり好意的な印象を持っていないようでした。
そのため多くの香港人が「中国人」と一括りにされることを避けている印象を持ちました。

なので、基本的には「中国人」のイメージで思いつくような態度などを取ることはありませんでした。
「同じ人の集まりだと思わないでほしい」と思っている人が多いのではないかと私は予想しています。

香港人は基本温厚ですし、声も大きくありません。
また、友達の友達とかとも仲良くなれるのでフレンドリーな国民性なのかなと感じています。

香港人と日本文化とのつながりは深いものがあります。
彼らは日本のアニメ、音楽、ファッションなどに強い興味を持っています。

特に若い女性たちは日本のポップカルチャー、例えば「嵐」などが大好きな様子でした!笑

香港中文大学での学び体験:厳しいテストと中国語の勉強!

新歓の時期 / キャンパス内の図書館前通路

新歓の時期 / キャンパス内の図書館前通路

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統計学への挑戦中国語学習

香港中文大学での留学は、私にとって多くの経験をもたらしてくれました。

統計学の授業は、週1回3時間、初年度の科目でありながらもテストは厳しいものでした。
授業は講義形式で、徐々に出席しない学生も増えていきました。

私は一度も欠席せず、宿題も少なかったため、テストも大丈夫だろうと油断していました。

しかし、中間テストは予想以上の難しさで、周りの学生が持ってきた資料や過去問に驚き、結果的には苦戦しました。
友達の協力もあり、何とか単位を取ることができましたが、友達作りや情報共有の重要性を痛感しました。

テストの準備や宿題の取り組み方、そして友達との情報共有の方法など、
香港中文大学での留学経験を通じて多くのスキルを身につけることができましたと思っています。

特に友達との情報共有は、留学生活全体を通して非常に重要なスキルであると痛感しましたし、
帰国後の勉強に対する姿勢についても少しはマシになったのではと感じます笑

一方、中国語の授業は毎日3時間、月から金までという集中コースでした。
香港中文大学の中国語センターは実績が高く、毎日の授業を通じて実力が日々向上していくのを実感し、やりがいを感じながら学びました。宿題も少なく、楽しく学べる環境でした。

わかみや先生

やっぱり第二外国語(今回は中国語)については
かなりガッツリ勉強されるんですね・・・

そうですね。自分は元から中国語を習得したかったこともあるので
留学の目的によって留学する大学を選べるといいのかなと思います。

中国語の授業では、毎日の学びが積み重なり、徐々に自分のスキルが向上していくのを実感することができました。
なんといっても毎日授業があるので、前の日に学んだことをすぐに次の日に活かすことができ、効率的に学習することができたと思います。

また、これも繰り返しですがクラスメイトと一緒に学ぶことで、お互いに刺激を受けながら、楽しく学ぶことができました。

余談:香港の大学への入学プロセスは熾烈な戦い!

香港の大学入学プロセスは、多くの人々にとって未知の領域かもしれません。
しかし香港も日本と同じなんですね。

香港にも大学入試が存在し、学生たちはその門をくぐるために一生懸命戦います。
そして、一度その門をくぐれば、比較的自由で自律的な学生生活が待っているのです!

多くの学生が限られた大学の席を目指して、厳しい試験と審査を経て入学を果たします。
そのプロセスは、日本の大学入試と多くの共通点を持っています

「入るまでが勝負」、「卒業は簡単」といったように相対的に
卒業より入学の方が難しいのは実は香港でも一緒なんです笑

そのため西洋諸国の留学にありがちな週末返上で図書館に籠らなければいけないという事態はあまりありません!

しかし、それは学生たちが勉強を怠っているわけではありません。
24時間開いている図書館は、常に多くの学生で賑わっており、
その自由な学生生活が逆に学生たちを研究や勉強への自律的な学習を高めているのかもしれません。

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香港での生活:2019年の抗議運動と日常生活

国際都市である香港は2019年に大規模な抗議運動に見舞われました。

外務省による危険度の認定もあり、多くの人が香港の安全性に疑問を抱くこととなりました。
しかし、実際のところ、その時に香港で生活していた人々はどのような日々を過ごしていたのでしょうか。

わかみや先生

すごいタイミングで留学していたんですね。

結果的に1年弱の留学生活が3ヶ月で終わってしまいました。
しかし、実際に抗議活動を間近でみれたことも
今では大きな財産だったなと感じています。

キャンパス内の緊張と不安

香港のキャンパスは、抗議運動の最中、まるで戦場のような光景を呈していました。

学生たちは武器や装備を集め、警察との衝突に備えていました。
キャンパス内で警察と学生が衝突するシーンは、オンライン動画を通じて多くの人々に衝撃を与えたと思います。

一部の学生たちは、自分たちの声を政府に届けるために、危険を顧みずに抗議活動に参加していました。

生活の中での危機管理

一方で、抗議活動が激化する中でも、多くの人々は普段通りの生活を送っていました。

物資の買いだめや危険地域の回避など、危機管理の意識を持ちながら日々を過ごす重要性を感じました。
危険を感じる場所や時間帯を避け、情報を迅速にキャッチすることで、多くの人々は無事に日常生活を送ることができました。

キャンパス内がアフガニスタンとかの戦争基地かなって思うほど学生たちが様々な武器や装備を集め準備しているところを見かけることも。
(その間私は急いでスーパーに行って物資を買いだめをしていました) 
ですが、私が一切危ない目に合わなかったのは、自身の防衛、
回避意識、また情報をすぐにゲットできたからだと思います。

まとめ

香港留学の魅力と現地の実情

ざーっとお話ししましたが
いかがでしたでしょうか??

香港はアジアの国際都市として知られていますが、その背景には多様な文化歴史が絡み合っています。
都心部では経済発展の象徴のような摩天楼が立ち並ぶ一方で
レトロな街並みも残っており、新旧が混在する独特の雰囲気を持っています。

しかし、2019年のデモ活動など、政治的な変動も多く、その影響は日常生活にも及んでいます。
2023年現在はどこまでデモの影響が残っているのかは定かではありませんが、
当時はキャンパス内での警察と学生の衝突など、留学生にとっても無視できない出来事が続いていました。
それにも関わらず、香港の大学は高い教育水準を持ち、多くの学生が留学を希望しています。

香港人の性格や文化については、彼らは非常にフレンドリーで温厚な性格を持つ人が多い印象でした。

最後に、香港の大学入学についてもお話ししましたね。
香港の大学入試は非常に競争が激しく、入学が難しい一方で、卒業は比較的容易という特徴がありました。
このような環境の中で、学生たちは自律的な学習を身につけ、自分の将来を切り開いています。

まとめると、香港は新旧が混在する魅力的な都市であり、留学の選択肢として非常に魅力的です。
現地の情勢や文化を理解し、留学生活を満喫するためには、十分な下調べと準備が必要ですが、
その経験は一生の宝となることでしょう。

わかみや先生

りゅうせいさん!さすがのまとめ方ですね。
お話しいただきありがとうございました!!

みなさんの留学の一助となれば幸いです!
ぜひ有意義な留学生活を送ってくださいね!

参考サイト:香港、香港中文大学への留学に役立つWebサイト5選!

The Chinese University of Hong Kong – Official Website

香港中文大学の公式ウェブサイトで、大学の基本情報、コース、入学要件などを提供しています。

Office of Academic Links (OAL) – CUHK

CUHK(Chinese University of Hong Kong:香港中文大学)の学術リンクオフィスのページで、留学生や交換留学生向けの情報やプログラムを提供しています。

CUHK International Summer School (July Session)

香港中文大学の国際サマースクール(7月セッション)に関する情報を提供しています。

ISEP Study Abroad – CUHK

ISEP(International Student Exchange Programs)を通じてCUHKに留学するための情報とプログラムを提供しています。

Useful Information and Forms Download – CUHK

香港中文大学の留学生向けに役立つ情報やダウンロード可能なフォームを提供しています。

参考リスト:世界各国の大学へ留学した学生の記事はこちらから!

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