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UAE留学の全貌!早稲田大学生が体験したアラブ首長国連邦の学生生活!

UAE大学への留学
わかみや先生

みなさんこんにちは!りゅうがく万博管理人のわかみやです。
本記事ではアラブ首長国連邦(以下UAE)はアラブ首長国連邦大学
留学したみささんと彼女の留学生活を振り返ってみたいと思います。

わかみや先生

みささん、本日はよろしくお願いします!

こんにちは!早稲田大学国際教養学部卒業生のみさです!
わたしはUAEのアラブ首長国連邦大学に1年間留学していました。

この記事ではオーストラリア、アデレード大学への留学を検討/決断した皆さんへ
①UAE(アラブ首長国連邦)という国について
②イスラム教圏に留学するということについて
③留学先での友人関係について

の3点をお伝えしたいと思います!

こちらの記事はインタビューした学生の経験をベースに作成されております。
全ての情報が現在も正しいとは限りませんので、
詳しい情報や最新のニュースを得たい方は、アラブ首長国連邦大学の公式ホームページをご覧ください。

この記事を書いている人はこんな人

わかみや先生の自己紹介

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目次

UAE(アラブ首長国連邦)ってどんな国?

UAEでの日常

UAEでの日常

アラブ首長国連邦に留学するというと、心配されることが多いですが、1年間暮らしてみた感想は「下手したら東京より安全・砂漠もあるけど都市は相当発展している・普通に生きられる!」です。

中東全体の治安を見ると良いとは言えませんが、UAEに関しては渡航安全情報を見ても問題なしです。

街に酔っ払いが全くいないこと、全人口の9割近くが限定的滞在の外国人労働者で、厳重に管理されていること、警備員がいたるところにいることなどが治安の良さの要因だと思います。

次に、砂漠ばかりで未開発・・・?とか、ド田舎だと思われがちですが、確かに砂漠地帯は多いです。
しかし、都市の周りが砂漠なのであって、ドバイやアブダビといった都市の中にいる限り砂漠を見ることはほとんどありません。

空調の効いた高層ビルやモールが林立し、トイレはどこも綺麗、モールの中にはスケートリンクがあることも。
生活に必要なものはお店に揃っていますし、知っているブランドも多数、レストランも選び放題です。

アラブの街並み

アラブの街並み

夏は50度を超えるほど外が暑いのと、電車がないエリアもあるので車は生活に欠かせませんが、車さえあれば困ることはほとんどないでしょう。ちなみに国籍保持者のUAEローカルの家には、かなりの確率でメイドさんだけでなく、インドやパキスタンからの出稼ぎ労働者のドライバーがいます。

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飲酒禁止!?イスラム教圏に留学するとはどういうことか?

アラブ首長国連邦大学での留学

アラブ首長国連邦大学での留学

UAEはイスラム教の国です。

豚肉は大きなスーパーマーケットの壁で仕切られたノンムスリムコーナーでないと手に入りません。また、お酒は専門店があり、購入には政府発行のアルコール購買免許が必要です(収入規定などあり)。

モールや大学、レストランなどのトイレには必ずprayer room(お祈り部屋)があり、一日5回のお祈りの時間を知らせるアザーンがどこにいても聞こえます。現地の男性は真っ白い装束(カンドゥーラ)を着ており、女性は真っ黒の装束(アバヤ)を着ています。外国人も現地のしきたりに則り、長いスカートまたはズボンを着用する必要があります。

一番大変だったのは、私の大学独自のかなり多くの規定があったことです。

男女でキャンパスが別なのですが、留学生としてクラブに参加していた私は練習やイベントですぐそこの男子キャンパスに行くのにセキュリティの関係で一苦労しました。

現地の女子生徒は、親の車の送迎か大学のバスでしか寮や大学の外に出る手段はありません。

アラブ首長国連邦大学での様子

アラブ首長国連邦大学での様子

留学生の私は寮から外には出られるものの、すぐそこのキャンパスの通用門から外に出られず、その理不尽さに泣いて怒ったこともありました。

わかみや先生

イスラム圏ならではの文化、価値観の違いですね・・・

自由に外に出ることもできずに可哀想、それに対して抵抗しないなんてどうなっているのかと思い、結局私は自分の育った価値観の中で生きているのだなと実感せざるを得ない出来事でしたが、現地の子達はその生活が当たり前ですし、リスペクトしなければならないと特に前半は正直葛藤もする日々でした。

このように、最初は自分のやりたいことが今までにないベクトルから遮断されてかなりフラストレーションを感じましたが、徐々に対処の仕方を学んでいきました。

後半は、UAEの楽しみ方を自分も楽しいと思えるようになり、日本にいた自分から見て“自由”とは言えない彼女たちもとても楽しそうに生きているし、沢山の素晴らしい友達に恵まれ、その環境に染まれて楽になりました。

時間通りに行動しないし、お酒がなくともめちゃくちゃ盛り上がる。
結果として、自分の価値観が根底から覆されるような1年間となりました。

それでもストレスが溜まらないことはないので、たまには人に愚痴ったり、自分なりの対処法を考えました。

お酒も手に入らないことはないので(空港の免税店や遊びに来た家族に持ってきてもらうなど)、テストの後などは自分でおつまみを作って一人飲みを楽しんでいましたし、たまにお酒を出すホテルのレストランなどで散財もしました。

豚肉は大量に買い込んで冷凍したものを生姜焼きやミルフィーユ鍋にしましたし、“禁止されている”ことでやってくる食べたさ・飲みたさを、自分でうまくコントロールして楽しみに変えていました。

外出に関しても、下手な期待はせずに寮から外に出る・寮の門限もセキュリティの外国人のおじさんと仲良くなって多少目を瞑ってもらう、など上手くやる術を学んだような気がします。

「現地の子達が見ているインスタグラムにお酒の写真は載せない方が良い」と言われたり、帰国してもあらゆる境遇の人々のことを考える機会を得たことは貴重なことのように思います。

UAEをプチ観光!

UAEをプチ観光!

UAE(アラブ首長国連邦)での友人関係について

アラブの女性と聞くと、顔を覆い、全身真っ黒の装束に身を包む・・・皆さんのイメージは、厳格でカタブツ、融通の効かない、大人しいといったマイナスのイメージなのではないでしょうか。

大学生活でできた友人たち!

大学生活でできた友人たち!

私も留学に行く前までは、少なからず湾岸の国の女性に対してはそのように思っていました。

しかし、実際は本当に優しくて明るい、私たちと変わらない要素も沢山持ち合わせた人々です。
J-pop、K-popといったアイドルが大好きな女性も沢山いますし、全く話したことがないのにテスト前に過去問を突然送ってくれたり、いつも部屋で音楽を爆音でかけて歌って踊っている子もいました。

グループ課題を海外の業者に委託したいと訴えられたり、少しでもリスペクトされないと拗ねてしまう子もいましたが、皆個性なのだなと今は思います。

日本では協調性が一番尊重され、謙遜が美徳とされていますが、「私を大切にして!!」「私のここが良いところ!!」「私はこう思う!!」自信を持ってぶつかっていく彼女たちにはある種の勇気を貰いました。

日本に帰国してある程度日本の文化にまた馴染み、そんなことは正面切って言えない私ですが、留学したからこそ時には自分を自分で認められたり、自分で納得できる時は今でもあるように思います。

まとめ

情報も少なく、一見ハードルが高いように思われがちなマイナーな国への留学。
しかし、踏み出さないと見られない世界が広がっています。どこに行っても不安なことは同じなのかなと思います。

自分の勉強したいこと身に着けたいスキルと照らし合わせて、もし留学が必要だと思うのならばどんな場所でも(安全の範囲で)飛び込むことで得られることが山のようにあると思います。

出国時に空港で号泣した私ですが、帰ってきて2年ほど経つ今でも「行って本当に良かった」と心から思いますし、沢山のキラキラした思い出と大好きな人達がいる第二の故郷ができました。

沢山の可能性から1つを選ぶことは時に苦しいですが、今の自分の気持ちに素直に挑戦した先にその時なりの答えがあるように思います。

ベストな選択をできるよう、応援しています!

わかみや先生

みささん、ありがとうございました!

参考サイト:UAE、アラブ首長国連邦大学への留学に役立つWebサイト3選!

UAE University

このサイトでは、アラブ首長国連邦大学に関する詳細な情報、留学プログラム、入学要件、キャンパスライフについての情報が提供されています。留学生向けの情報も豊富にあり、留学の準備に役立つこと間違いなし!

Study in UAE

このサイトは、UAEでの留学に関する包括的な情報を提供しています。留学生のためのビザ手続き、奨学金の情報、UAEの文化や生活についてのアドバイスなど、留学前に知っておくべき重要な情報が満載です!

Expat.comUAEの留学生向けコミュニティサイト

Expat.comは、UAEに住む外国人のためのコミュニティサイトです。留学生や駐在員が実際の経験を共有しており、生活のヒントや文化の違いへの対応方法など、実際の生活に役立つ情報が豊富にあります、ぜひ一度確認してみてください!

参考リスト:世界各国の大学へ留学した学生の記事はこちらから!

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