みなさんこんにちは!りゅうがく万博管理人のわかみやです。
改めての自己紹介になりますが、私は早稲田大学の国際教養学部という学部に所属していました。
国際教養学部の生徒は大学2年生の秋から1年間の海外留学が必須となっておりました。
本記事ではカナダはヨーク大学に留学したまゆさんと共に実際の彼女の留学生活を振り返ってみたいと思います。
まゆさん、よろしくお願いします!!
こんにちは!早稲田大学国際教養学部卒業生のまゆです。
今回は私の留学経験をもとに、トロントでの留学生活についてお話ししたいと思います。
こちらの記事はインタビューした学生の経験をベースに作成されております。
全ての情報が現在も正しいとは限りませんので、最新の情報につきましては各大学のHPをご参照ください。
この記事を書いている人はこんな人
トロントの多様性がすごい!?本当に刺激的で住みやすいトロントでの生活!
なぜ留学先をトロントに決めたのか?
みなさんはトロントと聞いてどのような都市をイメージしますか??
カナダ留学と言えばバンクーバーや首都オタワなどを思い浮かべる方の方が多いかもしれません!
しかしトロントは本当に多国籍な都市で実際に住んでみて想像以上にとても過ごしやすい場所でした〜!
先ほどからトロントの多様性について全面に推していますが、まずは私がトロントを選んだ経緯からお話したいと思います!
遡ること2年前、留学の選考を控えた私は、高校の時にオーストラリアに短期留学していたこともあり、漠然ともっと英語を磨きたいという思いと以前バンクーバーでホームステイをし、人の優しさに触れてカナダ好きになったという経験から、せっかく行くならカナダのバンクーバー以外の都市に行ってみたいと思っていました。。。
そこでTOEFLの点数などを考慮してトロントに留学を決めました!
国際教養学部からの留学には留学先の大学の提示する英語力を示す必要がありますからね。TOEFLの結果をベースに行き先を絞ったんですね!
また多国籍都市トロントでキャンパスがあり様々な国からのインターナショナル生や交換留学生が在籍してるという点もヨーク大学を選んだ理由の1つでした〜!
カナダ、トロントでの生活はどうだった?
ダウンタウンの写真
実際に現地で生活してみると、移民が多い都市だけあって聞こえてくるのは英語だけでなくフランス語やイタリア語そのほかアジア圏の言語やインドの言語など様々でした。
ネイティヴの発音で英語を話す人もあまり多くなく、発音に執着がないため、なまりなど気にせずに英語を話せる環境もトロントならではと思います。
多様性を感じたい、様々な国の文化やバックグラウンドを持った人と友達になりたい、そんな方にトロント留学はぴったりだと思います!
大学には英語が第二言語話者として勉強している学生も多いため、ESL生のための個別指導室やwriting center など英語のサポートも充実していました〜。
また実際に教授もネイティヴだけではなく、教授自身がESL(English as a Second Language:第二外国語として英語を習得している人)の場合もあるので、自分から積極的に助けを求めれば手厚いサポートが受けられると思います!
様々な国から人が集まって形成されているトロントにはその文化を持つ人々のコミュニティやレストランがダウンタウンに沢山あります。
例えば、イタリア移民によって作られたLittle Italyやアイルランド移民によって作られたアイリッシュタウン、その他チャイナタウンやコリアンタウンなどがあり、そこではその国の本格料理を食べることができます!
そういった場所は留学生活を過ごす上で安心ですよね!違った国のご飯が食べれるのはストレス解消にもなりますね!
はい!私の友達もインターナショナル生や親が移民でトロントで育った子が多かったので、よくその友達の母国料理が味わえるお店に行ってご飯を食べてました〜!
ダウンタウンでの食事は長期滞在の学生にとっては少し高いです(日本円で約2000円前後)が、様々な文化を感じることができるのもトロント留学ならではだと思います。
ラーメン屋など日本食レストランもあるので食事によるストレスはたまらないかと思います!住みやすい!!
よく留学に行って食事に困るという話も聞きますが、アジアンスーパーや普通のWalmartなどの大型スーパーにも国別で調味料などが売っているので自炊にも困らないと思います!!
私の日本人の友達は炊飯器を買ってお米を炊いて生活してました〜!!
ただ、日本より物価が比較的高いのでそこはうまくやる必要があるかな〜と思います!!
カナダの文化だけでなく、その他の国の様々な文化を味わえたり、海外から見た日本も街中で感じることができるのがトロントの1つ目の魅力です!
極寒の地トロント!寒さ対策は万全に!
11月初雪の夜!寒かった〜〜!!!
カナダ、トロントの気温は最低マイナス20℃!
続いて、トロントの気候についてです!
私が留学をスタートしたのが8月末で9、10月と25度を越える暑い日が続いていました。
しかし11月の上旬には急に冷え込み始めて気温はいつの間にか5度以下になっていました…。
そして11月の末にはなんと初雪が見られて12月から3月下旬にかけてはずっと雪か雹が降っていたと思います。
気温はなんと常にマイナス20度越えで体感はマイナス30度越えだったと思います。
(慣れてしまい0度以上あれば、暖かいという現象に陥ってしまってました…。)
留学前から寒いと聞いていたので覚悟はしていましたが、想像以上に寒かったです!
私が留学していたオーストラリアでは考えられない気温の変化!
まゆさんはどのように寒さ対策をしていたんですか??
私はカナダでマイナス20度に耐えられる厚いコートとスノーブーツを買って生活していました。
高いのでブラックフライデーなど格安セールをしている時に買うのをお勧めします!それと何と言っても、日本から大量に持って行ったヒートテックが私の命の恩人と言って良いほどほんっとうに役に立ったので日本から持参することを強くお勧めします!
ダウンタウンのデパートではユニクロもあって手には入りますが、日本の1.5倍以上の値段がするので日本から持って行った方が断然お得です!!
冬のカナダでの留学生活は?
でも寒いのは外だけで、トロントは毎年この寒さを経験しているので、大学内や寮内(大学敷地内)は暖房がすごく効いていてそこまで寒さの心配はいらないと思います!(半袖で歩いている人を結構見かけました。。)
外に行く時だけはしっかり防寒しましょう〜!
こんな気候での交通機関の状況はというと、、、トロントは地下鉄やバスが発達していますが、日本の交通機関と比べるとそこまで機能しておらず、雪の状況によってはバスなどは止まってしまい、2時間以上待つこともあるようです。
大学敷地外に住むことにも様々な人と知り合える、ホームパーティーが開けるなどなど多くのメリットがありますが、大学敷地内の寮に住むのがやっぱり留学生には利便性が高くて良いのかな〜と思います!(個人的な意見です!)
寒さに関してはネガティブなコメントが多かったですが、こんなに寒いトロントだからこそ経験できることがあります!
それはスキーやスケート、ホッケーなどのウィンタースポーツです!
スケートリンクは大学や市民センター、ダウンタウン、遊園地などあらゆるところにあり、一般開放しているので、
ぜひ行って見てくださ〜い!カナディアンウィンターが感じられると思います!!
スケートリンク
トロントのヨーク大学ではどんな授業が取れるの〜?
まずはヨーク大学に関する基本情報から!
大学のメイン建物の写真、食堂、寮
ヨーク大学の立地
ヨーク大学は、カナダのトロントに位置しており、その立地は国際的な都市であるトロントの利点を最大限に活かしています。トロントは、多文化的な環境、豊かな歴史、そして多くの企業が集まるビジネスの中心地として知られています。これにより、学生たちは多様な文化体験を得るとともに、インターンシップや就職の機会にも恵まれます。
ヨーク大学のキャンパス
ヨーク大学は、現在KeeleキャンパスとGlendonキャンパスを運営しており、2024年春には新しいMarkhamキャンパスがオープンする予定です。これらのキャンパスは、それぞれ異なる特色とプログラムを持っています。
- Keeleキャンパス: メインキャンパスであり、多くの学部・大学院プログラムがここで提供されています。
- Glendonキャンパス: バイリンガル(英語とフランス語)教育に特化しています。
- Markhamキャンパス: 2024年春にオープン予定で、新しいプログラムや施設が提供される予定です。
ヨーク大学が強みを持つ研究分野
ヨーク大学は、多くの研究分野で国際的な評価を受けています。特に、ビジネス、法学、心理学、環境学、エンジニアリングなどの分野で強みを持っています。また、大学は社会正義、イノベーション、持続可能性に焦点を当てており、これらのテーマを基にした多くの研究プロジェクトやプログラムが展開されています。
ヨーク大学に関するその他の情報について
ヨーク大学のウェブサイトには、将来の学生、現在の学生、卒業生および寄付者、イベント、ニュースなど、多くのセクションが含まれていますが、留学にかかる費用や寮、プログラムに関する具体的な情報については、ウェブサイトに直接アクセスして詳細を確認することをお勧めします。
プログラムに関する情報はこちら
入学に関する情報はこちら
そして研究および革新に関する情報はこちらから!
詳細な情報や最新のプログラムについては、ヨーク大学の公式ウェブサイトをご参照ください。
ヨーク大学での留学生活の様子
私がいたヨーク大学はトロントの北のほうにあって、トロントの中心地街ダウンタウンから地下鉄で40分くらいのところにあります!
ヨーク大学はビジネススクールで有名ですが、カナダで3番目に学生数が多いということもあり、履修できる授業の種類や専攻も充実しています。
ヨーク大学にはキャンパスが二つあり、メインキャンパスのキールキャンパスでは経済、リベラルアーツ、心理学、文学、教育、デザイン芸術、コミュニケーション学、ジェンダー学などの履修ができます。
インターナショナルステューデントのために大学で開かれていたcoffee breakの様子
私は日本で教職過程を履修していて海外の教育に興味があったので教育学部の授業を主に履修していました〜!
それと、カナダはフランス語も公用語なので、大学入学時から続けていたフランス語も履修しました!
キールキャンパスから大学シャトルバスで30分のグレンドンキャンパスはリベラルアーツで有名で、さらに全ての授業がフランス語で行われるという点でも独特です!!
自然が豊かでこじんまりとした雰囲気でフランス語で何か勉強したいという方や英語圏だけど、授業ではフランス語を使って学びたいという方には最適な環境だと思います!
このように様々な科目が取れるのでまだ何を勉強したいかあんまり決まってないという方も、すでに決まっているという方もぜひどんな授業が取れるのか大学のHPを見て見てください!
またどの留学先であっても日本の大学で学んでいること以外の科目や現地でしか取れない
(例えばヨークでは移民の授業など)授業を履修することは留学の魅力なのでぜひ考えてみてください!!
まとめ
いかがでしたか??
あまり知られていないトロントですが、実は留学にぴったりの都市なんです!!
ぜひこれを読んでくださった皆さんがトロント留学に興味を持っていただけたら嬉しいです〜〜!!
でもどこに留学してもみなさんがハッピーで充実した留学生活を送れるように応援しています!
大変なことも多いと思いますが、留学で最高の経験になると思うので頑張ってください!!
まゆさん、ありがとうございました!!
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